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執筆者の写真KANBEE INTEL,INC. 山本兼嗣

人口減少だからこそ、重要視される選ばれるブランドづくり

【人口減少が加速するの日本】

厚生労働省の推計によると、日本の人口は2020年の1億2,615万人から2070年には8,700万人に減少すると予測されています。これは現在の7割以下にまで激減する規模で、人口減少は急激であり、かつ終わることがないと言われています。人口減少の要因は出生率の低さであり、改善される見込みは薄く、年間出生数は2016年にはじめて100万人を切り、2022年には80万人を割りました。また、高齢化も進行し、65歳以上人口割合は2020年の28.6%から一貫して上昇し、2070年には38.7%へと増加すると予測されています。人口減少は放物線を描くように始まると予測されており、最初のうちは減少率が小さいのですが、徐々に加速がついて減少幅が大きくなります。




ちょうど10年前、2011年に総務省が発表した資料を引用しますと、その時点で未来予測された2030年の日本の総人口は1億1520万人。2020年の人口と比較すればこれからの10年間で1100万人も減少する予測でした。


これからの10年間で1100万人の人口が減少する予測があるならば、事の重大さがみて取れます。

1100万人(11,000,000人)という人口は、このようにするとよくわかります。

東京都の人口 14,047,594人

神奈川県の人口 9,237,337人

大阪府の人口 8,837,685人

東北6県(青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島)の人口 約 8,318,000人

九州地方7県(福岡・佐賀・長崎・大分・宮崎・熊本・沖縄)13,945,943人

つまり、この10年で1100万人クラスの地域人口がなくなるというのに匹敵すると言えます。

人口減少すると当然ですがこうなると言われています。


◯働き手がいなくなる

◯地方のコンビニや量販店の撤退や縮小が始まる

◯地方の過疎化が加速する

◯消費の需要が減る

◯商品が売れなくなる

◯都心需要の一極集中になる

◯都心や海外に商品を販売していないと企業成長ができなくなる





日本の人口は減少に転じてからは放物線を描くように人口減少が始まると予測されています。最初のうちは減少率が小さいのですが、徐々に加速がついて減少幅が大きくなる。ここからの10年は1100万人減少というペースで減っていくわけで、やがて人口は半減し遠い将来には「日本人は消滅する」とまでまことしやかに言われている。。とされています。




【選ばれるブランドづくりの重要性】


では、人口が減が進む日本で、どのようにすれば良いのか。。

それが『選ばれるブランド』になるということに尽きます。私たちの生活は、毎日何かを消費して生きています。


起床=石鹸、歯磨き、タオル、美容用品

朝食=お茶、コーヒー、ご飯、パン、料理

仕事=衣服、鞄、靴、パソコン、携帯電話

アフター5=外食、お酒、コーヒーショップ、習い事、ジム

帰宅=ランニング、お風呂用品、美容用品

就寝=寝具、照明


上記は、一部ですがこのような生活消費のローテーションの中で、人口減少する日本においては、需要そのものの取り合いが加速的に進行していくと言われています。そんな中、その商品やサービスが『選ばれるブランド』でなければ今後は生き残ることは、難しいかもしれません。


皆さんは、『選ばれるブランド』づくりの活動や準備は、されていますでしょうか?それは、かっこいいホームページを作ったり、キャンペーンチラシを沢山作ったり、値引きをしてどこよりも安い商品を作ることでしょうか?確かに人口が多い時代は、それでよかったかもしれません。でも、上記のようなやり方をしても人口減少の日本では、どんどん難しくなってきます。


私たちは、斜陽産業とまで言われるようになった日本酒企業のブランディングを10年前に行いました。10年で売上は、4倍以上になりました。試行錯誤を繰り返し、逆境の日本酒企業の売上を上げたのは何か。。


それはお客様との絆を作る『エンゲージメントマーケティング』という手法です。


この手法は、10年前にアメリカを中心に展開されたマーケティング手法で、Amazonを中心としてECの台頭でリアル店舗が軒並み淘汰された時代に生まれた顧客をファン化するマーケティング手法のひとつとして誕生したものです。ECでは、体験のできないリアルな体験をイベントや商品プロモーションで顧客にプレゼンテーションし、お客様に徐々にファンになっていただくというこの手法は、10年経った今もなお継続して結果を出しています。CHANELやGUUCHなどのハイブランドをはじめ、アウトドアブランドの趣味用品に至るまで、このマーケティング手法は、確実に成果を上げていると言えます。

『エンゲージメントマーケティング』のやり方は、B to Cのビジネスにおいては、さまざまな手法がありますが、最も重要なことは、『商品を媒介にして、それを楽しむシーンを作り出す』ということです。

人口減少が進む時代に、国内で。海外で。お客様との絆を作るファンづくりブランディングを。

私たちは、『エンゲージメントマーケティング』に特化し、それに伴うデザインや表現管理、イベント企画や運営、動画やプロモーション活動など、ワンストップでクリエイティブを行っています。ご興味いただけるようでしたら、お気軽にご相談くださいませ。


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